MOUNT ADAOTER!これやってると頭おかしくなります。

ジグソーパズルの如く、アダプターを付けては代え、付けては・・・と単調な作業が苦手な私には頭痛のタネです。

 

「マウントアダプター」のアダプターとは、異なる複数の機器に接続する際に用いられる中間装置の総称(出典:IT用語辞典) なので、つまり何かと何かをつなぐ時に間にかませるものです。じゃあ“マウント”はというと、レンズ交換式カメラにおける「レンズマウント」のことです。「レンズマウント」は、それに対応するカメラボディとレンズの相互接続性を担保するもの、、、難しい説明を書く自分に酔ってきましたが、簡単に言うとカメラとレンズを取り付けるためにメーカーが作った「規格」です。

たとえば、NEX-5/NEX-3の「レンズマウント」は「Eマウント」です。「今日は天気がいいからNEX-3にキヤノンのレンズでも付けて出かけようかな」といったことができればいいんですが、キヤノンのレンズはEFマウント。そのままでは装着することができません。同じように、キヤノンのレンズを買ってきてニコンのカメラボディに付けようとしても無理です。レンズとボディの双方が同じ「レンズマウント」に対応してないといけないからです。「レンズマウント」は、接合部分の大きさや取り付け方、カメラとレンズが通信を行なうための電気的な接点、さらにはフランジバック長(後述)がそれぞれ異なるため、基本的には互換性がありません。

レンズマウント」は(基本的には)メーカーごとに異なります。キヤノンは「EFマウント」、ニコンは「Fマウント」、ペンタックスは「Kマウント」、ソニーは「Aマウント」または「Eマウント」等々。。。マウントアダプターというのは、この「フランジバック長」の長さを埋めるためにカメラorレンズに付ける、中間リングのようなものです。レンズに「下駄を はかせる」という感覚でしょうか。

 

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マウントアダプターの基礎知識 その2 マウントアダプターの種類

ソニーのNEXシリーズやオリンパス/パナソニックマイクロフォーサーズ機といったミラーレス一眼カメラでは、マウントアダプターを装着することで、多種多様なレンズマウントのレンズを装着することができます。ニコンキヤノンの二巨頭を始めとした国内のカメラメーカーのレンズマウントはほぼ網羅でき、さらにはライカMやローライ、M42(プラクチカ)用など、これでもかというくらいにいろいろなマウントアダプターが存在します。古いレンズを所有しているのであれば、ミラーレス一眼カメラで再活用してみるのは面白いと思います。また、デジタル一眼レフカメラではできない(キヤノンのカメラにニコンのレンズを付ける、といった限られたケースは可能)楽しみ方でもあるので、ミラーレス一眼カメラならではの娯楽ともいえます。

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