雪の世界はモノクロームがいい!その3 パナソニック DMC-GX8にLUMIX Leica DG SUMMILUX 1.4/12mm

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2008年に発表されたマイクロフォーサーズシステム規格。ミラーレスという新たなジャ

ンルを創成し、今日多くの写真愛好家から支持されている。その初号モデル「LUMIX DMC-G1」を世に送り出したのがパナソニックである。現在、同社のマイクロフォーサーズのラインナップは、その名誉あるGシリーズをはじめGH、GX、GM、GFと大きく5つのシリーズにセグメントされる。

今回ピックアップした「LUMIX DMC-GX8」(以下GX8)はGXシリーズの最新モデルで、位置付け的にトップエンドであるGHシリーズの「LUMIX DMC-GH4」に次ぐものだ。本レビューではその外観および機能の詳細をお伝えする。

ホールディング性が向上。好印象のダイヤル配置
まずボディは、先代「LUMIX DMC-GX7」(以下GX7)より一回り大きく重く立派になった。具体的にはGX7が122.6×70.7×54.6mm・402g(バッテリー、メモリーカード含む)であるのに対し、GX8は133.2×77.9×63.1mm・487g(同)。

 

好みの分かれるところであるが、グリップがしっかりとホールドできる形状となり、より手応えある大きさ重さによってカメラを安定して構えることができる。さらにシャッターボタンの位置も、それまでのトップカバーからグリップ上へと変更になり、これまで以上に素直に右手人さし指の指先が置けるように思える。

操作部材に目を向けると、特徴的なのがトップカバーの2段ダイヤルと、その右隣りの後ダイヤルだ。前者はひよきわ大きい露出補正ダイヤルの上にモードダイヤルが乗っかったもので、これまでの同社マイクロフォーサーズ機では見られなかったスタイルである。

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