私流のボケ防止?スナップフォト!RyuYudai モノクローム Leica MP Apo-Summicron-M 2/50 ASPH.
全ての写真!どんな写真にもストーリがあるのだ。
だから写真に良し悪しなどない!こう言い切る!
そしてもう一つ、スナップフォトはボケ防止!かもしれない。
なぜ?って!だって色々と思い出してあれこれ考えるからさ!
写真集を売っている店での出来事だ。
出来事?いやいや、私にとっては事件だ。それでも私は頑張るのだ。
これも何の変哲も無いスナップである。
数冊の写真集にパラパラと目を通していた、店を出ようと後ろを振り返ったら写真集を見ている中央の外国人女性が目に入った。
モデルさんだろうか、すごい美人である、エキゾチックな容姿、彼女を撮りたい、強い衝動にかられた。
どうしても撮りたい!でも他人である、でも撮りたい、久しぶりに写欲が・・・。
声をかけて撮影承諾をいただこうと思った、さてどのように声を掛けようか?
他に数名の客もいた、レジには店員もいる、承諾をもらっても、どんなシュチュエーションで撮るのか?断られたらどうリアクションしようか?
どこの国だろう、英語は通じるのか?声をかけて他の客や店に迷惑をかけないだろうか、悩みどころである、うーむ、中々、名案が浮かばない・・・。
とにかく美しすぎるから声をかけるにも相当の度胸がいるのだ。
「目に見えるものは全て撮るんだ」・・・などとほざいている自分が情けない・・・
ムムム、ここは少し考えよう・・・。そうしているうちに外国人カップルが入ってきた・・・。
ウーム、これは無理だな・・・と自分の度胸の無さに言い訳をしつつ、このワンショットである。
何の変哲も無い書店での後ろ姿であるが、私にとっては少し?いや相当に情け無い。
でもこのワンショットがあるから、あの時の事を鮮明に思い出す、そう、自分の意気地なしを思い出すのだ。
そうだ!全ての写真にはストーリーがあるのだ。