Leicaで撮る日帰り北海道! モノクロ!青い池
北海道 日帰り強行撮影!
こう言うとおどろおどろしい、何か、新田次郎の小説、八甲田山 雪中行軍のように聞こえるが、しかし、こういう行程に慣れている!
普段、仕事でも一日で、東京→札幌→福岡と十分、目的を果たすことは可能である。また一泊あれば東京→宇都宮→郡山→仙台→札幌→名古屋→京都→大阪→博多→東京も無理ではない。
慣れているとは言え、何せ、週末に日帰りで北海道に飛ぶわけで、朝一番の飛行機に飛び乗り、最終便に滑り込みセーフというイチロー並みのスピードだから!忙しいことは忙しい、しかし好きな写真であるから苦にもならない。
但し、何処で何を撮影するか!を明確にした上で、事前の下調べを確実に行うことが、日帰り撮影に限らず、すべての撮影に通づる。
季節は現地の写真家に聞けば分かる、天候はあくまで予報とこれも現地の写真家に頼る、空港からの移動は車が主になる場合と電車やバスを乗り継ぐ場合がある。
車の場合は渋滞情報は行き当たりばったりで、特に地方ではあまり関係ない情報だ、むしろ道路工事情報だ!道路工事?そんなものは行き先の県か府のHPで確認できること、確かにそうなのである。しかし、世の中には「吊り橋」と呼ばれている橋がある。この吊り橋で一度苦い経験をしたことがある、橋の架け替え工事である、それも山奥の奥のさらにその奥だからだ!勿論、工事理由は老朽化だ!世間で言うこの「吊り橋」というやつが厄介者だ。
北海道の大自然をLeicaで撮らなくてもいいんでないか?
いやいや確かにそうだ!・・・とも限らない。
北海道と言ってもご存知のように広い、とにかく広い。
撮影機材はPENTAX 645デジタル、ハッセル503CWに
PhaseOneと準備は万全だ。
風景や建物など通常の撮影であれば、一般的に(勝手にねじ曲げているかも知れないが)Leica M3やMモノクロームで撮影せずに、デジタルカメラが主流であると思う。勿論、目的にもよるが
条件が限定された撮影は段取りが非常に重要で被写体を探す緊張感も大事だが、事前段取りが全て!
十代の頃から写真に興味を持ちLeicaやハッセルブラッド、PENTAX 67、キャノン・ニコン・オリンパスなどの国産フィルムカメラに親しんできた。
フィルム現像やプリントなど暗室もよくやった。
生業としての仕事を持っていたで、写真に関わることは仕事の合間にやらなくてはならない。
それは夜中か、早朝、もしくは休日であり、この頃から撮影に関する事前段取りや計画性はそれなりにわかっている。今でも短時間/短期間と限定された条件の中で撮影をしている。苦ではない、むしろ果敢に攻める。
Leica M
近寄り難い雰囲気がそこら中に充満していた、よくわからない何かが僕をよそ者扱いしている・・・。
屋根に突き出ている煙突を数えると四十近い、炭鉱やそれに関連する工場で働く人々が暮らしていたアパートのようだが、今も一部に生活の匂いがする、放し飼いの柴犬、菜園にはこれから食すであろう数種の夏野菜が芽を出してる・・・。
青い池!
小樽港