2016.8.14 「続 肖像権」写真は楽しくバンバン撮りましょう!そういうことです。「ペル ・ファヴォレ・ ミ・ ファッチア・ フォトグ ラファーレ・ ア ・レイ」
「さて、一発目から元気に楽しくいきたいと思います。
私の座右の銘!「写真にゴールはない!だから生涯楽しめるのだ」
さて、このハンバーガー食べる女性に声を掛けるのに清水の舞台から飛び降りる!というレベルではありませんでした。八つ橋を30個丸呑みする!こう言うレベルです。そのくらいはいけるでしょ!?ほんまでっか?はいはい。
しかし、ここで声を掛けて撮らなかったら「一生、カメラを手にするな」でしょー!
ハンバーガーをバリバリ食べています、バリっと音が聞こえて来ましたから、いや、本当に! 「ハンバーガーを食べると歯茎から血が出ませんか?くらいのバリバリ感」
でも良かったー、これイタリア語で知らなくて。知っていたら言っちゃったかも。
すでに2個目ですよ、2個目、どんだけ食うのか?!
写真のように一点を見つめてばかりで、私の「写真を一枚でいいから撮らせてくれないかな〜」という欽ちゃん的なユルい東洋人のゆれゆれリアクションに気付いてただけないのです。よほど腹が減っているのか、食うのに夢中!
声掛けろや!まだまだ修行が足りないぞー、「真冬の比叡で滝に打たれて出直して来いやー!」いや、むり、なぜなら「温室育ちだから!💓」
ま、そういう訳で、黙っていてもしょーがないから、八つ橋100個丸呑みする思いで、「Posso fotografarla ? ポッソ フォトグラファルラ?と一言!
一瞬ジロッと見られました。「誰や、このモンゴルの羊飼い!みたいなイケメンおっさんは?」そんな愛のある眼差しをしていました。
声掛けたあとに少し固まりましたが、わたしニコッと笑いシャッター!2・3枚いただきました。後から分かりました、すごくシャイな女性です。
そんなこんなで「ありがとう!」またね!的なリアクション!
数分後に「最後の晩餐」を見るために受付に向かいましたら、なんとこの女性が受付のカウンターに座っているではありませんか?
先ほどはありがとう!一言、またニコッと笑ってくれました。笑えば結構可愛いじゃないか? 最初から、」そうやってちょうだいよ!「レオナルド ダ ビンチ」だけに数分前には「俺がザ ピンチ」どう!面白いでしょ!
さー、皆さん、元気よく復唱しましょう!「あなたの写真を撮らせてください」
「ペル ・ファヴォレ・ ミ・ ファッチア・ フォトグ ラファーレ・ ア ・レイ」「Per favore mi faccia fotografare a lei」
肖像権には「みだりに撮影されたり勝手に公表されない権利」があります。
ならば「後ろ姿を撮影し勝手にブログにあげました」さて肖像権は?
下記は「6月16日のブログ」より
「場所:フィレンツェの早朝!アルノ川のとある橋の上にて」
「後ろ姿は自分には見えない、男は背中で語る!とか、後ろ姿を見せろ!子は親の背中を見て育つなどと「背中」や「後ろ姿」は男そのものを表す言葉だと思う。背筋をピンと張り視線はまっすぐ、颯爽と大股で歩く姿に比べ、背を丸め目線は下・・・
大きな違いだ。男の背中はその人の生き様そのものではないだろうか。
鏡の前に立てば嫌でも自分の顔や体つきはわかる。
しかし、自分の背中は自分で直接見ることはできない、ここに意味があるのではなかろうか!妻や子供達の目に自分の背中や後ろ姿はどう映っているのだろうか!こんな事を考えることはあまりないだろう。
貴方!後ろ姿が素敵よ!なんて言われれば意識はするだろうがまず有り得ない。
私は出来る限り、背筋を伸ばし胸を張り歩くよう気をつけているつもりだが、電車内でガラスに映る自分を見て、ハッと我にかえることがある、いかん・いかん、ただの疲れたおじさんになっている。
その人の背中がその人の人生そのものであることが最近わかってきた。
背中が語る!背中にその人の人生を見る!とはおそらく後にも先にも、私にとって父親と「この方」しか居ないだろうと思う。
たまにしか会わない遠く離れて暮らす父親そのものが背中だ!
また私が大変お世話になっている「この方」は今年81歳になる。常に背筋がピンと張っている、無理をしてピンとしているのでない、中肉中背で特に背中が大きい訳でもない。永くお付き合いさせていただいている。
三歩後ろを歩く、私の目線はその人の背中だ、周囲の景色でも、すれ違う人でもない。
この方が歩んできた80年!とてつもない大きな人生という背中だ」
さ、女性の「後ろ姿を撮影し勝手にブログにあげました」さて肖像権は?顔が写っていないのだから問題はない、「この人だ」と特定できないから問題はない。
特定出来る・出来ないは撮影者が決めることなのでしょうか?
この世にこんな美しい女性がいるのか?と思うような方でした、
正面から撮影をお願いしようと思いましたが、躊躇しました。でも後ろ姿も素敵でしたので、カメラを構え仁王立で堂々と撮りました。「普通に構えろや」
イタリア:下の写真、オーバー気味に撮りました、何か、いいショットはないか?と探していたら、正面から杖をついた男性と支える女性が歩いてきました。ゴッドファーザーのような雰囲気・貫禄を醸し出しており、これは撮らしてもらおう!そういう思いで歩道のど真ん中に颯爽(自分で言うことはありませんが)とた立ち堂々と撮りました。ただ、ファインダーを覗いて、いざシャッターを切ろうとしたのですが、フィアンダー越しに、相方の女性の鋭い視線を感じました。間違いなくレンズ越しに私を捉えています。さすがに少しビビりましたが、「押せや」であり、すれ違う際に私からニコッと笑い、とりあえずBuon giorno ! すぐさま女性もニコリ、ちょい恐持てのゴッドファーザーもニコッと笑っていました。イタリアマフィア?と言うより マフィンかな?!?
イタリアマフィア?と言うより マフィンかな?!?
何?マフィン!と言えばハミルトンビーチ!
これはレンズを覗きながら、何か、いい被写体はないかな!と体ごと360度回っていたら「目が回ってしまいました」しかし、最近のカメラ大したものです、私の目が回っても、ピントはドンピシャ!
「ドンピャ」真ん中の女性がピタリ!美しい!本当に運命を感じました。
押すしかない。
さて、黒澤監督です? ほんまかいな! バシャバシャ押しましたが、反応はありません。さすが、御大!と言うか、私のような小僧は相手にしない!?そうなんです、理由が分かりました。
後ろからファインダー覗きましたら、自転車の荷台にくくりつけてあるのは、かの有名なカメラバッグでした。この方、写真の仕事をしている方に違いありません。
だから動じない。
閉店ガラガラ!写真です、こう時は元気よく「一枚、いいですか」と声を掛けて押しましょう。全く問題ありません。
空港です、堂々と撮りましょう。
撮って良い場所で沢山の観光客がいます、どんどん撮りましょう。
軍人や警察官、この国では撮っては駄目な場所が多い、多い?ここが明確でないのです。警戒中の三人、一番前の方と目が合いました。
「右手でカメラを高々と上げ、左指でレンズを差し、そして左指でOKか」と
サインを送ったら「彼がウンウン」とうなずいたのです。これをブログに載せました、
大丈夫なんですか?いや、確かにうなずいた・・・のです。私も少しいい加減ですが
不安です。
法的には何ら問題はないのでしょうが、個人が特定出来るか?できないか?の
ギリギリの写真ですか?
これは全く問題はありません、むしろポーズをとっています