八ヶ岳高原 SONY α7R 7S STFレンズ SEL100F28GM 

 

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シャープな描写と息をのむ柔らかなぼけ味を追求した、中望遠単焦点STFレンズ

STF(Smooth Trans Focus)レンズとは

アポダイゼーション光学エレメントという特殊効果フィルターを内蔵することで、滑らかで理想的なぼけ味が得られるレンズです。ハイライトは自然な広がりを持ち、点光源のぼけが欠ける口径食や二線ぼけが出にくいよう配慮された設計により、ぼけを生かしたナチュラルで立体感のある画像を堪能できます。

 

 

ソニーのフルサイズ用Eマウントレンズに、待望の100mm中望遠単焦レンズが加わりました。先だって開催されたCP+2017でも大きな注目を集めたG masterレンズの「FE 100mm F2.8 STF GM OSS」。名前にある“STF”の文字はSmooth Trans Focusの略称で、柔らかな美しいボケ味が特長のひとつになっています。レンズの中心から周辺へと行くに連れて透過光量を減少させる特殊効果フィルター(アポダイゼーションフィルター)を組み込み、点像の輪郭を柔らかくしつつ、二線ぼけの発生も抑制するとのこと。実際に撮影してみると、安定した良好なボケ味でした。一般的にボケは、背景との距離や光源によって印象が変化しやすいものですから、被写体との間合いに工夫を要する場面もしばしば。ところが本レンズなら、さほどナーバスになる必要はありません。ボケはいつでも柔らかで、玉ボケだって美しいものです。描写はG masterレンズらしい、開放からシャープさが際立つ一級品の写り。開くか絞るかは、被写界深度のチューニングだけと考えてしまってもいいでしょう。寄ってよし、引いてよしの焦点距離の中望遠レンズ。近くのものから遠くのものまで、いろいろなシチュエーションで試してきましたので、どうぞじっくりとご覧ください。

 

優れた解像力と美しいぼけ味を誇るソニーのG Masterの中でも、ワンランク上の美しいぼけ描写を実現した100mm中望遠単焦点STF(Smooth Trans Focus)レンズです。SEL100F28GM用として開発されたアポダイゼーション(APD)光学エレメントに加え、口径食(*1)の発生を抑えるための設計や新規設計の11枚羽根の円形絞りを採用。息をのむような柔らかで独特なぼけ描写が、ピントのあった被写体を鮮明に際立たせ映像に自然な立体感をもたらします。さらに、高基準の光学設計により、画面周辺まで極めて高い解像性能を実現しています。

 

 

また、コントラストAFと像面位相差AF(*2)の両方に対応し、ダイレクトドライブSSM(DDSSM)搭載による高速・高精度かつ静粛なAF性能で、静止画・動画を問わず撮影者が作品づくりに集中できるようサポート。レンズ本体のリングを使ってマクロ域への切り換えが可能な「マクロ域切り換え機能」では、上質なぼけを生かしつつ、最短撮影距離0.57m、最大撮影倍率0.25倍の近接撮影が可能。暗い場所での撮影や近接撮影時の手ブレは、レンズ内蔵の光学式手ブレ補正機構により効果的に補正します。フォーカスモードスイッチやフォーカスホールドボタン、絞りリングなど、高い操作性を備えているほか、屋外でも安心して撮影できる防塵・防滴に配慮した設計も施しています。

 

 

 

 

レンズ構成:10群13枚(APDエレメント含まず)

最短撮影距離:0.85m(マクロ切り換えリング0.85m-∞時)、0.57m(マクロ切り換えリング0.57m-1.0m時)

最大撮影倍率:0.14倍(マクロ切り換えリング0.85m-∞時)、0.25 倍(マクロ切り換えリング0.57m-1.0m時)

焦点距離イメージ:150mm(*3)

フィルター径:φ72mm

大きさ:最大径φ85.2mm、全長118.1mm

質量:約700g

 

 

 

 

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