Leicaのケースの中はどうなっているのか!続き。
前回は右端の薄型ケースのお話をした。他の箱型ケースも同じく中を開けると、1930代から急速なシステム化に合わせ、交換レンズやアクセサリーが収納可能になっている。
左端のポケットが付いたものと上段の三つは中の仕切りが取り外せるようになっている、資料によってはコンビネーションケースと呼んでいる。
丸い筒はレンズ、小さい四角部にはセルフタイマーか、距離計付きのファインダーが!四角の横型はおそらく、HEKETOR(ヘクトール)の28ミリにSUMMICRON用のフィルターを取り付けたM型折りたたみのフードを収納したと思われる。中央にはボディ、あくまで予測だが。
この取り外しができるものも調べれば何処に何を収納するのか、解明できるだろうが・・・。
このタイプは中仕切りとして固定されている
FUJIFILM 中判ミラーレス GFX50Sをもし?!ふだん使いのカメラにしたら、無理はあるのか?色々と考えてみた。
普段使いのカメラ!と言うと「携帯性」が先に来て、持ち運びやすい・軽いなどとなる。一般的な「携帯性」の意味はそういうものである。
しかし、FUJIFILMのGFX50Sはお世辞にも「携帯性に優れている」とは言い難い。
これは32-64mmを付けた状態だ、見た目にも携帯性が良いとは言えないのだ。
普段使いのカメラの条件は出来る限り軽く、高性能で小型で携帯性に優れている・・・・と誰もがこたえるはずだ。
ならばこう考えてはどうか!いつも持ち歩きたいくらい素晴らしい解像力!
GFX50Sで全て目に見えたものを撮りたいカメラだ!
携帯性は二の次、最高画質を撮る・・・
先週、ブログに掲載した写真、横浜の海の見える丘公園にて。
これだけ高画質なら普段使いにしようか・・・・
DNPフォトイメージングさんにお願いして、A2サイズの写真額縁を作っていただいた!感謝感激です。
A2サイズの写真用紙は発売されているが、何故か?A2サイズの額縁が市販されていない、なんで?
今回、DNPフォトイメージングの佐々木氏に無理を承知でお願いし、A2サイズの写真額縁が完成、市販されました。
皆さん拍手喝采です、お顔のが載せられないことが大変残念でなりません。
DNPフォトイメージング!とは・・・。
あまり聞きなれない会社かも知れませんが、PHASE ONEカメラシステム、中判カメラシステムなどプロのフォトグラファーから求められる最新の技術や機材を販売している会社です。額縁や写真スタンド、セルフプリント機等でも知られている写真の裾野からプロフォトグラファー需要に応える会社です。
冒頭にありますように、なんで?A2額縁がないの?不思議な話です。
いつも頭から離れないのだ、なんで?ないの?。寝ても覚めても・・!はオーバーだが
A2の写真用紙は結構な種類があるのにそれに合う額がないことは「写真業界の七不思議の一つ」と言われて久しい。
私、A2サイズプリントの魅力に取り憑かれた、言わば「 A A・・・・」うーん、絞り出したが、出ない!
でも皆さんはA2でプリントした作品をどのように扱っているのだろう、不思議だ。
私は勝手に命名した「プリントBOX」なる(本当は地図や設計図を保管するスティール製のBOX)ものに保管している。
だから出掛けた先々で額縁を扱う店や画材屋さんを見つければ、条件反射的に店に入るのだ。いつも頭の片隅にある「A2サイズの額は世の中に存在しないのか?」と。
ないのです!額だけに「がく」です、いやいや、愕然とします。今回は佐々木氏と喧々諤々・・・発売にこぎつけた次第です。
こちらがA2写真額です。
この額はヨドバシカメラの店頭、ヨドバシドッコムのみで販売されています。
そうなんです、遂に登場です。
Leicaの革ケースについて!大雑把な話しだが・・・。
Leicaについて語り出したら幾ら時間があっても足りない、Leicaの歴史はカメラの歴史であり、写真の歴史でもあり、ライカを愛する人の歴史でもある。初代エルンスト・ライツ、またオスカーバルナックの歴史でもある。
歴史?終わった過去の話ではない、ライカは今もこれからも常に進化し続けている。
100年後も300年後も一世紀の後も永遠に語り続けられるであろう、それがLeicaだ。
カメラ・レンズを守るケース、Leicaはケース、バッグも奥が深いのである。
Leicaの「ケース」と言っても歴史があるだけに様々なタイプがある。下はカバンだ。
これらは100年も前のカバンであり、たまにネットで見かけるがほとんど流通していない。ネット等で見掛けても劣化、カビがひどい物がほとんど、むしろ中古カメラ店で遭遇した物の方が状態が良い。価格も10.000万円以内であったり、30.000円くらいであったりとバラバラだ。
ケースは大きく分けるとボディとレンズを取り付け収納するカメラケースだ、これらは一応、速写ケースと呼ばれている。それとレンズを単体で収納・持ち運ぶレンズケース。もう一つは今で言うカメラバッグである、箱型と薄型の2タイプに分かれるが、呼び方は当時の資料によって「コンビネーションケース」や「セットケース」と呼ばれ、明確に分かれていない。大まかにはカメラケース、レンズケース、カメラバッグの3タイプだ、いずれも革製である。
これらのケースは大半が1930年前後に作られたものである。
薄型のタイプには様々な形、大きさがある。
上の写真のほとんどが1930年代か、20年代後半に作られたものだ。
私はカメラに限らず、元々カバン大好きなために、こういう古いLeica関連のカバンも収集している。
勿論、100年も前のものだが、ほとんどを現役として使用している。
1930年前後に作られた右端にある薄型タイプ、当時は小振りが多かった。だがシステムカメラメーカーとして発展していくにつられケースサイズも縦・横に大きくなる。
これは薄型タイプ、特に薄型タイプはまず見かけることはない。これは新品とは言わないが、貴重な個体である。
交換レンズ・フィルター、フィルムが収納できるよう知恵を出している。
同じ時代に国産カメラ技術は世界の先端にあったが、こういう部分にはあまり目がむかなったようだ。
右端の3つの穴はフィルム収納、下の両サイドは左と右で少し厚さが異なる、フィルター収納だが、当時のフィルターは今のように薄型でなくフィルターの種類によって厚みが異なる、また今で言うステップアップリング、当時はフィルターアダプタと呼んだ、
これらを収納する。あとは交換レンズや伸縮式レンズフードを収納した、と思われる。
これは購入時にアルミ製のパトローネに入っていた未使用のフィルムだ。
FUJIFILM GFX50S! GF120mmF4 R LM OIS WR Macro!すべては確認には確認から始まるのだ。ところが・・。
ボケが先か?!確認ミスか? やはり何事もそうだ!確認には確認を怠るとろくなことはない。
*自宅でボディとGF32-64mm F4を50Sをカバンに入れた、三脚持った、横浜まで出かけた、移動中には32-64mmで、どう撮影しようか?想いを巡り巡らせていた。
目的地の「海の見える丘公園」に到着。カバンからボディを出し、レンズを出す、そしてボディにカシャと装着。一瞬だが、ん?何か、おかしいな!と思ったが、それよりも「さー、撮るぞ」の高揚感が先だ。
さて今回のGFX50Sの出で立ちですが!
*手持ちの縦位置撮影が少々、面倒臭いのでこの「縦位置バッテリーグリップ」装着
また手持ち撮影、三脚/一脚使用時に便利な「EVFチルトアダプダー」も装着
これらを装着するとこのようになります。結構、大所帯なカメラに変身。
と言う訳で続きです。
チルトアダプターを装着することで、手持ち撮影の際に、随分と手振れが解消されました。
*重いカメラの手持ち撮影の際に皆さんに是非、トライしてほしい「ブレないポイント」を私流に教えます。
手振れ防止には息使いは大事なポイントです。まず息をゆっくりスーと深く吸い込みます、そうすると自然に姿勢も良くなります、そうです、背筋が伸びるのです、そして気持ちもピシッとします、そして呼吸を止めます、集中します。よし、このタイミングだ!とシャッターを押す。
可能な限り手振れを防ぐには良い方法です。ただ、たまーにですが、息を止めたことを忘れてしまい息苦しくなることがあります、こう言う場合は慌てずに大きく深呼吸してください、でないと後の撮影に支障が出ます、皆さん、十分に注意してください。
また周囲で撮影している方が、なんだか?顔色が悪い!そう思ったら、おそらく「息を止めたことを忘れている状態です」、そう言う場合は一言声を掛けてください。「息をしていませんよー!」と。大事なことです。
そして、実は小生、週1〜2度のペースでストレッチ&筋トレをしています。健康に良しであり、継続は力なり!また500〜600mmクラスの長玉撮影の際は、「手持ちブレない撮影!」に筋トレ効果が貢献しています、いや、本当に!本当の話ですよ。
何?そんなの嘘に決まっている? たかが筋トレで500〜600mmクラスの長玉をオッサンが手持ちで自在に振り回して撮影している?! あんたは三脚いらずオッサンかい?! 誰がオッさんや! そうなんです、「人間トライポット」と呼ばれて早10年が経ちます。
トライ?だけにお試しあれ!イタ飯ではありません、お試しです。
また、こんな効果もあるのです、筋トレ効果のおつりみたいなものですが、最近、女性をくどく(ギャグで)、お決まりの文句は「君ー!胸板の分厚い男とヒップアップした男のどっちが好きかい?」このように聞くのです。
そうなんです、どっちも当たりなんです・・・ムムム! そう、オヤジはズル賢いのだ!
普通、オヤジは歳を取ればとるほど落ち着くのだが、何故か?私は「オヤジ馬鹿度」がどんどん上がるのです、最近それ自体が少し怖い!のだ。
なんの話や!・・・
話を元に戻すと・・・
チルトアダプター装着、そのためにネックストラップの長さも短くし、首に下げた状態でファインダーを90度に立て左手でレンズを支え、右手でボディを!
少し頭を屈むと丁度よい具合でファインダーが目ん玉の前にくる。ファインダーに直接、瞼の部分を当てずとも十分に被写体の確認はできます。ま、元々、視野率100%のファインダーですから!
ところで何があったのか?ボケた?
そうなんです、32-64mmのレンズをカバンに入れたはずが、GF120mmF4だったんです。オッサン!その話だけで、随分と引っ張ったね!と言われても、仕方がないのです。「オヤジ馬鹿度」がどんどん上がるのです、最近それ自体が少し怖い!のだ。そうなんです、制御不能、誰か止めてよ・・・トホホホ
GF120mmF4 R LM OIS WR Macro
GF120mmF4 R LM OIS WR Macro
GF120mmF4 R LM OIS WR Macro
GF120mmF4 R LM OIS WR Macro
眼下には外人墓地が広がっています、暗くなってきました、さて!ボチボチ帰ろうかな!
お後がよろしいようで。
GF120mmF4 R LM OIS WR Macro
お散歩カメラ!FUJIFILM GFX50S!え?このデカイのがお散歩カメラ?!それは考え方一つです。
FUJIFILM GFX50S!これを一番星カメラと呼びましょう! 何故?むむむ・・・。
*いろんな街、場所、お店、建物や遊ぶ子供達を、私が勝手に命名した「お散歩カメラ!FUJIFILM GFX50S!」で散策。
⭐️のマークが付いた「スターワン」なる手書きで味のある看板と店構えを撮影。
扱い商品も中々、味のある店でした。
ファインダー越しに覗くと「スターワン」のお店の左側に選挙ポスターが4枚貼ってありました。味のあるお店の顔と選挙ポスターがマッチするのか?なんて考えながら撮影しました。
後にパソコンで見ると中々、面白い組み合わせだ、子供の頃の駄菓子屋的な雰囲気の店構えと今時のご時世を反映した選挙ポスター。私はこういう写真が好きです。
ポスターにははっきりと特定できる政治家の写真に名前、そして党名、更には党として世の中をこう良くしたい!というアピールが書かれています。
さて、私はこの写真をブログにあげました、政治に興味がない方でも一度や二度は顔を見たことがある政治家ではないでしょうか。ところでこういう宣伝ポスターの写りこ込んだ写真をブログにあげたり、フォトコンテストに応募していいのでしょうか?
RYUさん、あーた!なにを言ってるの?ここでブログにあげているでないか?!
いやいや、そうおっしゃらずに!この写真には「著作物が写り込んでいます」が
問題はありませんということを言いたいのです。えッヘン!
私が選挙ポスターも撮影したのは意図があってのことです、先にの述べた「面白い組み合わせだ」です。
こういう撮影の場合は党名や政治家の顔写真が写っても著作権侵害の問題はありません。
こういうポスターは広報媒体という言い方をします。党や政治家の宣伝のための物で街角にはよく見かけます。
逆によく撮っていただいた、ブログまでにあげていただき宣伝してくださり、ありがとう!と喜ばれます。そんな訳ないか?!
どうしても街角でスナップ写真を撮る場合には、有名人のポスターや「○○美術館で秘宝展開催」と有名な美術品や工芸品などが映り込む場合があります。
私の撮影に対する座右の銘は「見たものは全て撮る」です、ムムム。
この撮影の場合も全く問題はありません。但し、それらの写り込んだ広告媒体に対し、誹謗中傷的な表現や媒体そのものを加工することはなりません。
また写真を絵葉書などにして販売したり、自分たちのイベントのPR等のパンフレットに使用することはできません。著作権者の承諾が必要です。
そうなんです!これも一番星!
FUJIFILM GFX50S! このカメラの立ち位置は本当にプロ写真家やハイアマチュアだけに向けたカメラなのか?!
初っ端から「このカメラの立ち位置は本当にプロ写真家やハイアマチュアだけに向けたカメラなの か?!」・・・。
何を言いたいか!と申せば、写真愛好家は勿論、「私はいつも35mm一眼レフで撮影しています」と云う方は勿論、最近になって本気で写真を楽しんでいます・・・などなど、写真をやっている方々にもう少し、中判カメラというモノに興味を持っていただきたい!ただそういう願いであるのだ。
勿論 、FUJIフィルムが「GFX50Sはプロ写真家やハイアマチュアの皆様だけに使って欲しい」とも言ってはいない。
昔の話をして如何か?!おっさん、時代錯誤じゃない?」と言われること覚悟で言えば・・・と前置きして。ならば昔っていつ頃の話か?と言われると少し困惑するが、とりあえず40年くらい前としておこう。1970年代である。
あの頃は写真専門学校が流行り、スーパーカーブームの時代でもある。
1958年開講の東京フォトスクール、のちの東京総合写真専門学校。大阪の日本写真映像専門学校。東京工芸大学は1923年創立の小西六写真専門学校である、当時の写真関連学校を挙げたらキリがない、東京だけで10や20はあっただろう・・・と一体何の話やら。
プロ写真家やハイアマチュア写真家と云うと、何だか敷居が高く感じられるが、そうでもない。
長々と訳の分からぬ話になりそうだ!
フジフィルム GFX50Sは確かに価格は高嶺の花である。
良いものは高いのは誰もが承知の話。
世界最高レベルの写真画質と言われる圧倒的解像力のGFX50Sを一部のプロの写真家やハイアマチュア写真家だけのモノとしていいのか?
そう、これを言いたかったのです!
そう、お散歩カメラだ!言い過ぎか?!
いやいや!その証拠をお見せしましょう。
ファインダーを上から覗く、腹で抑える、息を吸う・止める、シャッターを切る
どうですか?紛れもなく、お散歩撮影です。
そう!お散歩カメラなんです。
???おっさん歩カメラ?誰がおっさんや!ムムム。